「宿の
 くつろぎ」

風にゆれる浜昼顔。
波打ち際を走る千鳥の群れ。
大正五年八月二十五日
龍之介は一宮館から塚本(ふみ)に
あてた長い恋文の中で
「一宮は もう秋らしくなりました。
木僅の葉がしぼみかかったり
弘法麦の穂が茶色になったして
いるのを見ると心細い気がします」
と書いています。
そんな龍之介が一夏を過ごした
九十九里海岸は
旅情を誘う風景にあふれています。

全景

客室は広い庭を眺められるようレイアウトしてあります。

ロビー

ゆったりとコーヒーなど召し上がれ。芥川龍之介に関する蔵書も沢山あります。

お部屋(和室)  

お好みにより和室・洋室(ツインタイプ)をお選びいただけます。

展望浴場(サウナ併設) 

大浴場は最上階にあります。お湯は房総特有の、肌がすべすべになる「黒湯」と、透明なお湯の浴槽を用意しています。写真は男性用浴場です。  

女性用浴場。左の浴槽が「黒湯」です。サウナもあります。